休日に車でキャンプ場に出かけるキャンプ好きの方って、「次はどの車にしよっかなぁ。」って考えている方が多いと思います。
みんな実際にどんな車が欲しいと思っているんだろう?と思って、アンケートサイトで、次に欲しい車とその理由を募集したんです。(2017年)
その中から今回は、キャンプ好きの方で「次に欲しい車はランドクルーザープラド!」って人のお話しをご紹介します。
実は私の愛車はランドクルーザープラド2.8Lディーゼルターボ TX ”Lパッケージ”ということで、この企画の最初に紹介することにしました。
キャンプ車を探している方はぜひ参考にしてみて下さいね。
ランドクルーザープラドが欲しい理由
プラドなら今よりもより快適で優雅なキャンプスタイルを確立できる
ななままさん(30代・女性・千葉県・3人家族)
アウトドア:キャンプ・スノボ
現在お乗りの車:日産 ムラーノ 250XV FOUR
やはりアウトドアが趣味ならランドクルーザーには憧れます。
現在、SUVと言われる車は各メーカーからたくさんリリースされていますが、ディーゼルの設定があり、悪路の走破性も文句の付け所の無い車は、ランドクルーザーしかないと思っています。
トランクルームの積載量も大きくアップすることから、大きなテントや冬には薪ストーブなどを積み、キャンプに行けると良いと思います。
特に今の車は積載量に不満を持っており、キャンプに行く際も、必要最低限に厳選して道具を選んでいるため、今よりもより快適で優雅なキャンプスタイルを確立するには、プラドは魅力的です。
積載量だけ見ればミニバンの方が有利かと思いますが、時にはキャンプ場周辺の悪路を走ることを考えると、本格SUVの方が安心できると考えています。
プラドの広さであれば、車中泊も十分可能な広さだと思います。キャンプ場でテントを張ってゆっくりとした時間を過ごすことも、車中泊を中心に色々と動き回るのも、どちらも可能になり、キャンプスタイルの幅が広がりそうです。
将来的には、牽引できるキャンピングカーを購入し、プラドで牽引してキャンプ行くのが夢です。
また、プラドは女性にも運転しやすく、平日の街乗りでも不安なく乗ることができると思います。 首都圏は道が狭いところが多いですが、車高は高く運転席からの視界も広いため、あのボディサイズからは想像出来ないくらい、乗用車感覚で乗れる車はプラドくらいだと思います。
ななままさんのプラドが欲しい理由のまとめ
では、ななままさんの欲しいポイントをまとめてみましょう。
- 荷物の積載量アップで今より快適で優雅なキャンプができる
- キャンプ場周辺の悪路を考慮して本格SUVの方が安心
- 車中泊も可能な広さだからキャンプスタイルの幅が広がる
ですね。
今乗っている車の積載量が不満とのことですが、日産 ムラーノ250XV FOURはあまり広くないんでしょうか?
ムラーノ 250XV FOURの幅は非常に大きいのですが、バックドアが曲線的なため、ギリギリまで高さのあるものが積めず、意外にも積載量は多くないです。
なるほど、バックドアの形状のせいで思うように荷物を積めない点がマイナスなんですね。あのデザインは魅力的ですが、”荷物を積む”という視点で見ると、ラゲッジスペースを犠牲にしているっていうこともあるんですね。
ランドクルーザープラドに買い替えをするとなると、買取価格の相場は気になりますよね。
日産 ムラーノ 250XV FOURって高級SUVで、現在は生産中止になっている車種です。買取価格を見てみたら、このグレードだと年式にもよりますが150万以上みたいです。(2017年当時)
ランドクルーザープラドに「憧れる」って気持ちわかります。しかも、ディーゼルの設定があって、このサイズとなるともう選択肢が少ないですからね。
夢はキャンピングカーを牽引して行くキャンプ!いいですよね~。色んなことができる車だと思うので、夢は膨らみます。
ななままさんっ!ランドクルーザープラドいいですよー。
では次に、「プラド買ったよ!」っていう方のお話をご紹介しましょう。
アウトドア目的でランドクルーザープラドを購入しました
cactusさん(60代・女性・神奈川県)
アウトドア:キャンプ・車中泊の旅行
現在お乗りの車:トヨタ ランドクルーザープラド TZ-G
ランドクルーザープラドを買う!って決めた理由は?
ファミリーカーとしてトヨタ エスティマに乗っていましたが、子育てが終わったら車で旅行をしようと決めていました。
メーカーとしてのトヨタの安心は、以前から信頼してましたし、ランドクルーザーは、昔から憧れの車でもありました。
旅行は山間部にも不安なく行ける4WDが良いと思ってましたので、迷いなくランクルに決めました。
比較してどっちにするか迷ったクルマってありますか?
トヨタ ランドクルーザーZX とどちらにするか迷いました。
ランドクルーザーに乗りたかったのですが、ZXはプラドより車幅が100mm大きく、自宅の駐車場に入れるのがギリギリになるので、プラドに決めました。
購入してからキャンプとか車中泊での旅行に行かれましたか?
この車を購入する前から、トヨタのエスティマでも車中泊の旅行をしておりましたので、以前から使っている車中泊キッド(エアマット、アウトドアチェアと折りたたみテーブル、3シーズンシュラフ、コールマンコンロとコッフェルセット、自転車など)を、普段はたたんである最後部座席エリアに収納して、思い立った時に、いつでも出かけられるようにしてあります。
プラドでの最初の車中泊は、箱根方面のオートキャンプ場。
車外でBBQやビールを楽しんでから、車内でゆっくり横になって、自然の音に耳をすませながら、旅先のいろいろな夜空を眺めるのが至福の時です。
そのために、心地よい車中泊環境にいろいろ工夫をしているのですが、プラドの最後部座席を倒して、エスティマで使っていたベッドマットで寝場所を作ってみて、初めてベットマットが完全に広がらないことに気づきました。
エスティマよりも10cm+広い車幅のプラドなので、当たり前にベッドマットがフィットすると思ったのが失敗。4WDの屈強なランクルは、ボディの出来もエスティマとは違っていました。
最初の車中泊から帰って、心地よいプラドの車中泊環境を作るべく試行錯誤をした結果、今では折りたたんで運べるフラットなプラド専用ベッドマットを自作で装備しました。疲れずに眠れることが最重要な車中泊の環境を整えて、プラドの旅がより楽しくなりました。
前から憧れていたランドクルーザーの走りは、特に山間部を走る時にアクセルを踏み込んで感じる力の強さは感動的で、ロングドライブでの運転席からの視界のよさも運転を楽しくしてくれます。
今年は、春あさい東北を2週間で周ってくる予定です。車中泊環境が改善されたプラドの中でゆっくり足を伸ばして寝転びながら、東北の夜空を眺めてこようと思っています。
いやぁ。cactusさん、カッコいいですねぇ。 思い立った時にいつでも出かけて車中泊する・・・思わず「いいなぁ」って反応しちゃった人いるんじゃないでしょうか? では、ランドクルーザープラドについて、詳しくみていきましょう!
ランクルであってランクルではない、ランドクルーザープラドの世界
C-HRのような、最近のオシャレな都市型クロスオーバーSUVではなく、もっとアグレシップでワイルドなSUVが欲しい。
でも、悪路を攻めるつもりはないので、日常使いも出来るそこそこのサイズであって、しかも荷物もガッツリ積みこめるワゴンタイプなら最高。
そう考えるとかなり愛車選びの的が絞られてきます。そう、トヨタの誇るSUV、ランドクルーザープラドならその望みを全て叶えてくれるかもしれません。
そこで今回は、ランドクルーザーの看板を背負いながらも、ランクルとは一味も二味も違う”プラド”の世界をご案内しましょう。
ランドクルーザープラドの概要
2009年9月にモデルチェンジをされ4代目となったランドクルーザープラドは、かつての人気車種「ハイラックスサーフ」の後継車的意味合いも持つ「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を備えたクルマとして発表されました。
ランドクルーザーとはまったく別物の、当時のハイラックスサーフとプラットフォームを共有しながらも、 276 ps(203 kw) のパワーを誇るV型6気筒4.0Lエンジンを搭載し、全長4.7mの堂々たる本格派SUVとなっています。
2015年6月の改良で、そのV型6気筒 4.0 L車は日本国内向けで廃止され、そのかわりに2.8Lのディーゼル車が投入され、直列4 気筒2.7 Lのガソリン車とともに現在のラインナップを形成しています。
ランドクルーザープラドの走行性能
新開発の直列4気筒 2.8L「1GD-FTV」型のディーゼルエンジンは、最高出力は177馬力、最大トルクは45.9kg-mで、その実力はガソリンエンジン3.5L並みになります。クリーンディーゼルターボとしては低回転域でのトルクの落ち込みが少なく、アクセルを踏んだ瞬間から力強い加速力を生み出すため、2tを超える重量のSUVにとって最適なパワーユニットと言えるでしょう。
また、ディーゼル車に比べて約40万円も低価格なのが魅力の、2.7Lのガソリンエンジンは、Dual VVT-iの採用により、パワー・操作性・静粛性・環境性能などを向上させ、6速ATによるなめらかでスムーズな走りを実現しています。
ランクルとは違うと言っても、あらゆる路面状況(ぬかるみ、砂地路、段差路、岩場など)に応じた走行支援を、5つのモードから選択できる「マルチテレインセレクト」 といった最先端のテクノロジーを採用、、本格4WDならではの悪路をいとわない走行性能と安全性を高レベルで実現する実力を持っています。
ランドクルーザープラドの居住性と装備
居住性は前席は快適。ただ最近のFFベースのSUVと異なり、後席は床が高く座面が低いので膝が持ち上がる運転姿勢を求められる。それでも、後席に座る乗員の膝先には余裕ができるので、ロングドライブも苦になりません。
また、「TX・Lパッケージ」と「TZ-G」の 3列目シートは、荷室に備わるシートなので、長時間の乗車には適しません。 緊急時に役に立つ補助席と思うのが正解でしょう。
ランドクルーザープラドの荷室(ラゲッジスペース)
5人乗りのリヤシートにはリクライニング機構に加え、「ダブルフォールディング機構」を採用。
リヤシート座面を跳ね上げ、背もたれを前に倒すと広大でフラットなラゲージルームをつくり出すことが可能です。
さらに、「フロア格納サードシート」は、スイッチを押すだけの簡単操作で、サードシートが自動的に格納・復帰する機能を採用、バックドア側だけでなくリヤドア側にもスイッチを設置し、移動の手間なく荷室を拡大することができます。
さらにヘッドレストも格納作動に連動して自動可倒します。TZ-G、TX“Lパッケージ”(7人乗り)に標準装備され、それ以外のグレードは手動式になります。
ランドクルーザープラドまとめ
クリーンディーゼルエンジンを採用する国産SUVとしては、三菱のパジェロ、マツダのCX-5があります。どれもその評価は高く、シリーズ中でもっともオススメのモデルとなっていますが、プラドやパジェロの販売成績は良いとは言えません。
2月にフルモデルチェンジされたマツダのCX-5は前年比3倍以上の台数を販売していますが、CX-5には安価な2.0L車やディーゼルエンジン車には2WD車も設定しているため、プラドとは状況が異なります。
より小型で、燃費の良いSUVを求める国内のSUVユーザーにとって、CX-5がギリギリのラインであり、ランドクルーザープラドは、本家ランクルより小さいとはいえ、まだまだ大きすぎ、そしてディーゼルであっても燃費が物足りないのです。
まぁ、でもプラドに乗りたいと思ったら欲しいですよね(笑) 「プラドじゃ大きいなぁ」って思う方はプラドは比較に入れない気がします。 「CX-5とかだと小さいんだよなぁ」っていう感じの人が、意味もなく(笑)大きいのを選んでいるのではないかと。 あくまで個人の感想です。
トヨタ ランドクルーザープラドスペック表
2.8ディーゼル | 2.7ガソリン | |
JC08モード燃費 | 11.2~11.8 | 9.0 |
全長/全幅/全高(㎜) | 4,760/1,885/1835~1,850 | 4,760/1,885/1,850 |
室内長/室内幅/室内高(㎜) | 2,520~1,825/1,565/1,240 | 2,520~1,825/1,565/1,240 |
ホイールベース(㎜) | 2,790 | 2,790 |
エンジン型式 排気量 | 直列4気筒・2,754ccディーゼル | 直列4気筒・2,693ccガソリン |
最高出力 kw(ps/rpm) | 130(177)3,400 | 120(163)5,200 |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 450(45.9)1,600~2,400 | 246(25.1)3,900 |
車両重量(㎏) | 2,160~2,300 | 2,040~2,090 |
車両総重量(㎏) | 2,435~2,685 | 2,315~2,475 |
乗車定員(人) | 5 7 | 5 7 |
トランスミッション | 6 Super ECT | 6 Super ECT |
駆動方式 | 4WD | 4WD |
ランドクルーザープラドグレード一覧
グレード | エンジン | メーカー希望小売価格 |
TZ-G | 2.8Lディーゼル | 5,133,927 |
TX”Lパッケージ” | 2.8Lディーゼル | 4,696,037 |
TX”Lパッケージ” | 2.7Lガソリン | 3,956,727 |
5人乗り | 2.7Lガソリン | 3,802,582 |
TX | 2.8Lディーゼル | 3,964,582 |
TX | 2.7Lガソリン | 3,504,109 |
5人乗り | 2.7Lガソリン | 3,349,963 |
特別仕様車 TX”Lパッケージ・G-FRONTIER” | 2.8Lディーゼル | 4,775,760 |
特別仕様車 TX”Lパッケージ・G-FRONTIER” | 2.7Lガソリン | 4,037,040 |
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